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五十川将史の「ハローワーク採用を極める」メールマガジン
第26号 2025/3/21 発行
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皆さん、こんにちは。五十川将史(いかがわ まさし)です。
いつもメルマガをご覧いただき、ありがとうございます。
さて、本メルマガでは、ハローワークを活用した採用戦略や求人票作成のポイントを中心にお届けしています。
今回のテーマは…
「職業分類コードの重要性と適切な設定方法」
ハローワークの求人票表面右上に記載されている「職業分類」コード。
普段あまり意識しないかもしれませんが、求職者に検索してもらうためには、正しく設定することが非常に重要です。
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【特集コラム】
求人票の「職業分類」コード、適切に設定できていますか?
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(1)「職業分類」コードとは?
求人票には「職業分類」コードが記載されています。
これは、ハローワークインターネットサービスのデータベースで求職者が職種を検索する際に使用されるもので、適切に設定されていなければ、求職者の検索結果に自社の求人が表示されにくくなってしまいます。
事業所が入力しない場合、ハローワークの職員が職種名や仕事内容をもとに判断し、コードを付番します。
しかし、そのコードが必ずしも適切とは限らないのが実情です。
(2)職業分類コードの確認方法と変更方法
自社の求人票に記載されている職業分類が適切かどうかは、スマホやパソコンで簡単に確認できます。
例えば、「職業分類 048-05」と検索すると、このコードが「自動車営業員」であることが分かります。
もし、実際の仕事内容と異なるコードが設定されている場合は、「求人者マイページ」からオンラインで修正申請が可能です。
また、ハローワークに電話等で連絡し、事情を説明すれば変更してもらえます。
(3)誤った職業分類が設定される2つの原因
① ヒューマンエラー(入力ミス)
事業所やハローワークの職員が手作業でコードを入力するため、打ち間違いの可能性があります。
例えば、ある保険代理店の事務職の求人票をチェックした際、職業分類が「040-99 その他の営業・販売関連事務」としか記載されていませんでした。
しかし、実際には「034-01 一般事務員」や「038-03 経理事務員」も該当する業務内容だったため、これらのコードを追記することで、一般事務や経理事務を希望する求職者にも検索されるようになりました。
なお、この職業分類は最大3つまで設定可能なため、仕事内容や求める人材の検索傾向を考慮し、適切に付番することが重要です。
② ハローワーク職員の判断ミス
職種名を工夫しすぎると、ハローワークの職員が正しく分類できないことがあります。
たとえば、「木造注文住宅の設計アシスタント」という職種名で求人を出した企業がありました。
しかし、1週間経っても応募がないため確認したところ、職業分類が「008-01 建築設計技術者」となっていました。
実際には、設計補助だけでなく、プラン作成や住宅営業まで含まれる職種だったため、ハローワークに連絡し、「048-08 不動産営業員」に変更。
すると、すぐに応募の連絡が入るようになりました。
(4)適切な職業分類を設定するために
- 求人票を登録したら、職業分類コードを必ず確認する。
- スマホやPCで職業分類コードを検索し、内容と合致しているかチェック。
- 異なる場合は、求人者マイページまたはハローワークに修正依頼を出す。
職業分類を適切に設定することで、より多くの求職者に求人を見てもらえるようになり、採用成功につながります。