五十川将史の「ハローワーク採用を極める」メールマガジン
第4号 2024/11/22 発行

皆さん、こんにちは!五十川将史(いかがわ)です。


本メルマガでは、ハローワークを活用した採用戦略や求人票作成のポイントについて、費用を抑えて必要な人材を確保したい中小企業や小規模事業所の経営者、そしてそんな企業を支援する社労士、税理士、経営コンサルタントの皆さんに向けて、実践的で役立つ情報をお届けしています。


今回のテーマは 「ハローワーク求人票の情報量」 です!よく寄せられる疑問にお答えしつつ、効果的な求人票の作り方を解説します。

 

【特集Q&A】

 Q.ハローワークの求人票は記載できる情報量が少ないイメージがありますが、本当ですか?
 A. 実は、6分以上のスピーチに匹敵する情報量を記載できます!

【解説】

ハローワークの求人票には、主要7項目だけで 1,348文字 を記載可能。

さらに自由記載項目を加えれば、2,000文字 にもなります。

これは、会社名や住所、給与などの定型項目を除いても、十分な情報量です。

 

たとえば、1分間のスピーチに適した文字数が約300字とされます。

この基準で考えると、ハローワークの求人票は 6分以上のプレゼン に相当する内容を記載できる場です。

つまり、「情報量が少ない」のではなく、「記載していないだけ」というのが実情です。

 

では、ただ文字数が多ければいいのでしょうか?実際には、そうではありません。

 

【文字数はただ多ければいいのか?】

求人票は情報量だけでなく、ターゲットに合った内容の見せ方が重要です。

たとえば、お弁当を作るときのように、食べる人をイメージすることが大切です。

 

ただ詰め込むだけでは良いお弁当にはなりません。

食べる人の好みや状況を考えながら、主菜と副菜のバランス、見栄え、分量を調整して作りますよね。

 

同じように、求人票でも以下のポイントを意識すると効果的です:

  • ターゲットを明確にする:どんな人に来てほしいのか具体的に考える。
  • 視認性を意識する:長文は避け、23行ごとに分ける。
  • 見出し+箇条書きを活用:読みやすさを重視する。
  • 具体性を持たせる:数字や事例を使って説得力を上げる。

求人票は「読んでもらいたい人」に合わせて内容をデザインすることで、求職者に伝わりやすいものになります。

 

【まとめ】

今回は、ハローワーク求人票の情報量の多さと、それを効果的に活用するための考え方をご紹介しました。

ハローワークの求人票は、単なる情報提供の場ではなく、自社の魅力を伝える 「プレゼンの場」 です。

ただ情報を詰め込むのではなく、誰に伝えたいのかを意識し、情報のバランスや見せ方を工夫することで、効果的な採用活動につなげることができます。

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